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HELLO,INASA

浜松市中央区の市街地から北西部に約18kmに位置し、長野県にまたがる赤石山脈の余脈が起伏している山岳地を有する。古くより由緒ある名所や、旧跡が今なお現存しており、「井伊直虎」ゆかりの地も多い。また、江戸時代から伝わる農村歌舞伎「横尾歌舞伎」や、400年以上の歴史をもつ「寺野ひよんどり」、600年以上続く「川名ひよんどり」等、民俗芸能が今でも脈々と受け継がれる、歴史を色濃く残す地域である。

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novel box第2章の舞台は、引佐町・渋川。

三河、遠州、南信——
三つの文化が交差してきた土地に、
市内のアーティストとクリエイターが集まった。
画家、ランドアーティスト、音楽イベント主催者、デザインユニット。
それぞれが浜松・引佐を拠点に、ばらばらに動いてきた人たちが
はじめて同じ空間に揃った夜。
 
ここから、何が生まれるのかまだ誰も知らない。

- novel box in INASA開幕 -

novel box第2章の舞台は、引佐町・渋川。

三河、遠州、南信
——三つの文化が交差してきた土地に、
市内のアーティストとクリエイターが集まった。

画家、ランドアーティスト、
音楽イベント主催者、デザインユニット。
それぞれが浜松・引佐を拠点に、
ばらばらに動いてきた人たちが
はじめて同じ空間に揃った夜。
 
ここから、何が生まれるのかまだ誰も知らない。

参加者のひとりひとりのことを深掘り

まずは互いのことを知ることからスタート

- novel box MEETING -

参加者の一人一人の深掘り

​まずはお互いのことを知ることからスタート。

【novel box in INASA】2-1「novel box」が目指すもの

『novelboxのコンセプトについて共有』

【novel box in INASA】2-2 メンバーの活動と想い(野村 ちひろ)

『あり方を写す、色彩の対話。』

【novel box in INASA】2-3 メンバーの活動と想い(じゃのみち)

『建築的思考で、物語を形にする。』

【novel box in INASA】2-4 メンバーの活動と想い(鈴木 孝輔)

『渋川のポテンシャルで、地域のファンを創る。』

【novel box in INASA】2-5 メンバーの活動と想い(マーヤ)

『土と向き合い、作為を捨てる。』

【novel box in INASA】2-6 メンバーの活動と想い(山本 裕司)

『綺麗ごとではない、生々しい表現を。』

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    『ともにつどい、ともにかたり、ともにつくる』

    —プロセスの共有から生まれるクリエイティブ・ガレージ

    novel box INASAは、アーティストやクリエイター、地域住民、企業、行政が交わり、新しい文化芸術の「きっかけ」を生み出す場所です。

    ・プロセスの重視: 完成された作品(氷山の一角)だけでなく、そこに至るまでの思考、動機、試行錯誤のプロセスを共有することを大切にします。

    ・共創(Co-Creation): 既存の役割に縛られず、お互いの活動や思いを深く知ることで、一人では辿り着けない新しい形を模索します。

    ・引佐というフィールド: この土地に流れる空気、歴史、土、そして人。引佐ならではの資源をリサーチし、現代の感性で再解釈していきます。

    ​*資料リンク詳細

  • 野村 ちひろ|画家・星読み・グラフィックデザイナー
    ・活動
    4歳から絵を描き始め、25年にわたりグラフィックデザインと画家の両軸で活動。音楽とその場(空間)を描く、ライブペイントを20年以上続けている。
    現在は星読み(占星術)も交え、個人の「あり方」を絵に写し取る活動も行う。
    ・スタイル
    感情や時間の流れを色彩で表現する抽象的かつ、即興的な制作を行う。
    ・引佐とのかかわり: 
    引佐という土地に流れる空気や、人を育んできた関係性に惹かれている。「子供たちは先祖から土地を継承したのではなく、子孫から借りている」というネイティブアメリカンの教えを軸に、引佐の豊かな繋がりの中で、活動を追求していきたい。​
    ​*資料リンク詳細

  • じゃのみち|デザインユニット
    ・活動
    建築出身の2人が織り成すデザインユニット。建築模型のような幾何学的な造形や手法を用いて、コンセプトを重視した「コンセプチュアル・アート」を展開。
    ユニット名の「じゃのみち」は、ことわざ「蛇の道は蛇」より。
    ・スタンス:
    建築デザイン・アート・音楽・サブカルチャー等の境界を越え、地域から学びながらつくるプロセス重視した制作を行う。作品を通じて、普段アートに触れない人との接点も創出する。
    ・引佐とのかかわり
    地域の歴史や風土、素材をリサーチし、物語を形にする。細江町の細江神社に伝わる「大蛇と大蝙蝠」の伝説をモチーフにした影絵作品や、天竜地域の「阿多古和紙」を用いたアートのような、その土地の記憶を次世代へ繋ぐ「小さな橋渡し」を目指した制作を行いたい。
    *資料リンク詳細

  • 鈴木 孝輔さん |「ヤマのハコ」代表・アイデアメーカー
    ・活動
    引佐町渋川を拠点に、廃校を活用した音楽・マルシェイベント「ヤマノハコ」を主催。
    ・スタンス
    「地域のファンを増やす」ことを目指してイベントを企画している。環境問題への強い関心から、イベントを通じた地域への愛着が「地域の資源や環境を守りたい」という環境保全に繋がるのではないかと考えている。
    ・引佐とのかかわり
    「渋川クエスト」など、探検しながら歴史を知る仕掛けを構想中。海の文化と山の文化を融合させ、渋川や引佐という土地が持つポテンシャルを、クリエイティブな「化学反応」でつなぐ、混ぜるような「コト」を起こしたい。​
    ​*資料リンク詳細

  • マーヤ|土で表現する人
    ・活動
    「土」を軸にしたものづくり。ベンガラ染め(土からとれる酸化鉄)を用いた染色や、土を配合したキャンドルを制作。
    ・スタイル
     「コントロールしない」「作為を持たない」ことを大切にし、水の上に広がる色の自然な動きをそのまま定着させる表現を行う。
    ・引佐とのかかわり
    管理栄養士としての経験や自然豊かな長野でのルーツを持ち、五感で感じる心地よさを追求。引佐の山や畑の「土」そのものをリサーチし、その土地の色を作品に落とし込んでいくことを目指す。

  • 山本 裕司|元美術教師・アーティスト
    ・活動
    長年、中学校で美術教育に従事。その一方で、1980年年代後半から2000年代初頭まで、天地耕作(市内の野山を舞台に、木や土、石などの自然物を用いた巨大な構築物の制作)を行ってきた。
    ・スタンス
    自身の生活の身近にある自然・田・土壌等と向き合い、そこから得たもの、ことをアートに昇華する「しだんくらアート」の制作を日常的に行っている。
    ・引佐という土地で
    綺麗に整えられた芸術ではなく、引佐の土に根ざした「素朴で、生々しく、力強い表現」に向き合う。この土地から、「生まれるもの、立ち上がるもの」を意識して、メンバーとともに過ごしたい。

JOURNAL : 2026.08
 
「この土地にあるもの」の何を捉え、アプローチするか。
約1ヶ月の期間をかけ、個々のクリエイティブと地域の歴史や資源、特徴が混ざっていく中で、メンバーの視点やアイデアを共有する場となった。
同時に、メンバー間でのつながりに留まらない、今後の地域とのつながりや波及をいかにして形成するかが今後の課題であると認識した。
 
■ 打ち合わせの内容

  • 地域に眠る素材の可視化
    蛇紋岩や地元の土など、普段は気付かれない土地の素材を見える形にして、どう人に届けるかを議論。

  • 「作品展示」から「体験(ワークショップ)」へ
    メンバーの表現活動の経験値から、一方的に作品を見せるのではなく、ここでしか触れない素材を使った「体験」として持ち帰ってもらう方向性が浮上。

  • 地域や他業種との接続
    地元で農業をやっている人や企業、住民など、アーティスト以外のプレイヤーにこのクリエイティブをどう面白がってもらうかが今後の課題。

 
■ メンバーの試行・アイデア

  • 蛇紋岩の粉砕と粉末化
    石を破砕機などで細かく砕き、ゴツゴツ感や質感を残した独自の絵の具・顔料として実験。※粉砕にあたっては、リスクが伴うため専門家が実施。

  • テクスチャーと配合の検証
    フレスコやテクスチャーアートのように、土地の素材を表面の質感としてどう定着させるかを探る。

  • 地域の「お茶」の葉染色

       引佐町のお茶の葉を活用した染色
      お茶としては使用できず、刈り取られてしまう成長し         た葉を染料として、加工し色を抽出する試み。

  • 歩いてハックする「クエスト」案
    昔あったウォークラリーのように、地域を歩いてチェックポイントを巡り、土地の素材や体験を集めていくイベント展開のアイデア。

 
【次回に向けて】
各自の制作物についてのアウトプット(イベント、体験の場、その他)について考える。
クリエイティブな制作活動を通じて、地域の中で何ができるのか、どんな巻き込みやかかわりがつくれるのか、そんな「ひろがり」が生まれるような展開を模索する。

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